アークのホームセキュリティの指針


初めまして。当社はセキュリティシステムを長年に渡って手掛け、高い評価を得ているセキュリティシステム設計・施工の会社です。
メーカ関連の企業ではありませんので、さまざまなメーカの製品を数多く取り扱うことにより、お客様が本当に必要とされている機器を、メーカの視点からではなく、専門家の目で厳しく選択、システムを構築していきます。
ノウハウは、目に見えないそれら、システム構築と施工技術にあります。
近年、セキュリティへの需要は増えつづけている(それだけ物騒になった)ため、最近では他業種からも多数参入してきていますが、果たしてその企業にノウハウはあるでしょうか?電気工事と防犯工事はまったく違うものです。その工事はセキュリティの専門家が行っていますか?セット商品の簡単なセキュリティ機器は、その住宅にどこまで合っているでしょうか?

一般住宅への侵入・空き巣などについて、素人の「出来心」的な犯罪でしたら、ダミーカメラや防犯監視中シール、あるいはもっと基本的に戸締りをきちんとしていることが、それだけで威嚇になり、犯罪を防ぐこともできます。
しかし、最近多発しているものの中には、プロの窃盗団などによる組織犯罪があり、警備会社のシールが貼ってある家の方が却って、「資産があるに相違ない」と、ターゲットになることがあります。

また、警備業法では、異常信号を受信してから25分以内に現場に到着すること、となっているのを逆手に取り、通常の巡回ルートや、警報が鳴ってから警備員が現場へ到着するまでの時間を前もって調べておき、綿密に計画を練ったうえで、その数分間(警備員が駆けつけるまでの)に素早く犯行を終え現場を去る・・・というケースも出てきています。
これらは何も、メーカや警備会社に問題がある、と申しているのではありません。そのメーカごとに得意とする方向性があり、また警備会社も万能ではない、ということです。上には上がいる、だからこそ、最も適したシステムを構築することが大切なのです。

次に、不審火と失火です。最近の新聞を斜め読み戴ければお分かりのように、ほとんど毎日といってよいほど火災は発生し、その状況に「あたりに火の気はなかった」といった記述が目立ちます。また、2階で眠っている間に1階で起きる火事(火の不始末)も目立ちます。
早期発見、早期鎮火ができれば、大きな災難は免れましょう。

あるいは、駐車場での自転車の盗難や置き引き、車両荒らし。同じ場所や同じ持ち主が何度も被害に遭うケースもあります。その場所は狙われているのでしょうか。なぜ、狙いやすいのでしょうか。

例えば、監視カメラは、犯罪の抑制はもちろん、万一の時にも犯人逮捕への足がかりになる画像を残すことができます。
単に人がそこを通れば灯りがつくことも威嚇になりましょう。ガラスに防犯フィルムを貼ること、ベルが鳴動する仕組み、本格的な通報装置を取り入れることなど、抑止力となりうる方法は数多くあります。
盗難にせよ、放火にせよ、保険で同等の補償はされるかも知れません。けれど、思い出の品は帰ってきませんし、なにより自分の城に犯罪者が侵入した、ということほど気持ちの悪いことはないのではないでしょうか。

そして、ペットや、場合によっては人のいのち。火災はもとより、最近は押し込み強盗のように、家人の在宅時に侵入する犯罪が増えています。
年配の方が独りでいる時間帯、あるいはそのような住宅を狙ったり、人を傷つけることにまったく躊躇いを見せない、普通の人間が持つ感覚が麻痺した残忍な犯罪者が出てきています。

一番の威嚇は、犯行が行われる前に、できるだけ速く、多くの人に異常を知らせることではないでしょうか。
また「ここへ入るのはやっかいだ」と犯罪者を警戒させること。
セキュリティシステムのレベルが上がれば、それを打ち破ろうとする犯罪者がかならず出てきます。
セキュリティもとどまってはいられないのです。

この機会に、ご自宅のセキュリティについて、ご一緒に見直しませんか?